トリートメントの自宅と美容院との違い 効果の持続とそれだけ施術

日焼けや雪焼けによる髪のダメージがとても気になって、市販のスペシャルトリートメントを試してみたものの、そこまで劇的に変わらなかった・・・なんて経験はありませんか?

トリートメントの施術ひとつとっても、自分と美容師さんでは結果に差が出るものなのでしょうか?

トリートメントの自宅と美容院との違い

管理人
そもそも、トリートメントだけをしにサロンに行くことなんてできるのかな? まぁ、シャンプーとトリートメントだけで美容院に行こうと思ったことはないんだけど・・・
美容師Rie
絶対数は少ないですが、もちろんいらっしゃいますよ。
管理人
ってことは、プロにやってもらうトリートメントって、自分で行なうより効果は高いのでしょうか?
美容師Rie
では、今回はトリートメント施術の必要性や、美容院と自宅でするトリートメントについての違いなどをお教えしますね。
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トリートメントの自宅と美容院との違いとは?

毎日しっかりトリートメントされている方の中でも、美容院で売られているトリートメントを使っている方、市販のトリートメントを使っている方、ネットで手軽に手に入るようになった美容室専売品を使う方などがいらっしゃると思います。

しかし、どんなトリートメントを使っているにせよ、はっきり言えることは、トリートメントする技術力に違いがあるということです。

自宅でのトリートメント
  • 自分の髪に合うトリートメント剤の選び方が分からない
  • つける量が少ないまたは多い
  • つけ方にムラがある
  • 時間をかけない
  • 流す時に、どこまで流せばいいかわからない

トリートメントさえ使っておけば大丈夫、と感じている方も中にはいらっしゃるでしょうが、細かな悩みを拾ってみると、こんな問題点が挙げられました。

美容院でのトリートメント
  • お客様の髪質に合うトリートメント剤を選定して使う
  • 適量をつけ、ムラにならないように塗布する
  • より浸透するよう、水蒸気が出る機械もしくは熱を当てて時間もしっかりおく
  • その人の髪質でトリートメントをどのくらい流せばいいのか判断する

こういったことから、自宅でトリートメントをするより、美容院で施術したほうが、より効果が高いものになるのです。

美容院でやっても効果が感じられないからやりません・・・と言う方もいらっしゃいますが、決してそのような事はありません。

その方の髪質を見てみると、元々の髪質がハイダメージ、うねりやクセ毛、パサつきや切れ毛、カラーやパーマをして傷みがある、などといった方がほとんどです。

トリートメントは持続しないから、その場限りだからやる意味がない、ということではなく、やり続けて髪をできるだけ守って美しく強くしていくことが大切なのです。

カラーやパーマの前に施術するトリートメント

もともとあるはずのタンパク質や油分など、日々のシャンプーなどで、ある程度は流出されたりしてるため、サロンではそれらを補った状態でカラーやパーマをします。

個人的には、この前処理が大事なので、後からおこなうトリートメントよりオススメします。ちなみに、美容院によってはカラー代に含まれる場合もありますが、別途料金がかかるところもあります。


美容院でのトリートメント効果の持続期間はどれくらい?

トリートメントの持ちは、その人の髪の状態によって変わるので、見てみないと断言はできないものの、たいていは数週間からもって1ヶ月ほどです。さらに、ホームケア次第では、持続期間をもっと伸ばすこともできますよ。

トリートメント効果を持続させるコツは、やはり家でちゃんとホームケアをすることがイチバンです。逆に、美容院でトリートメントしても、日々のホームケアがあまりできていないと長持ちはしません。

髪の洗い方からトリートメントまでの流れ

では、日々のホームケアについて、その手順をおさらいしておきましょう。

シャンプーを泡立てる効果とは

1.しっかりと頭皮を濡らしましょう。温度は38度前後のぬるま湯が適温です。

地肌から髪全体を3分ほど洗い流すと、7~8割の頭皮や髪についた汚れを落とすことができます。しっかり流さないと、この後の泡立ても上手くいきません。

2.シャンプーはしっかり泡立てから髪(頭皮)につけてください。直接つけてから泡立てしても問題はありませんが、泡立てる際に摩擦が生じるので、ダメージや抜け毛が気になる方は泡立てから髪につけるやり方がベストです。

手で泡を作るのが苦手な方は、泡立て用ネットなどを使ってくださいね。

髪が濡れるとキューティクルは開くのですが、その状態でこするとキューティクルが剥がれてしまいます。シャンプーの泡で洗う方法は、摩擦を軽減する効果がありますので、泡立てはしっかりしておきましょう。

3.髪(頭皮)はゴシゴシとし過ぎず、優しく洗いましょう。頭皮は指の腹を使ってください。

痒いからといって爪を立てて洗う方もいらっしゃいますが、頭皮を傷つけることになるため注意が必要です。マッサージするように優しく指を添えると、血行も良くなり、健康な髪が生えやすくなります。

4.しっかりとすすぎましょう。

シャンプーの泡が残らないように気をつけて流します。泡を残すと痒みが生じて皮膚トラブルになる危険もあるので気を付けてくださいね。

5.トリートメントの前に軽く水分をタオルでとると、髪に浸透しやすくなります。

トリートメントは頭皮につけてしまうと毛穴詰まりの原因になるため、つけないように注意。根元付近は避けて、中間~毛先にかけてしっかりつけましょう。

時間は5~10分ほど置けばOKです。長く置いた方がよいと言う方もいらっしゃいますが、それ以上置いても効果は変わりません。

6.トリートメントもしっかりとすすいでください。洗い残しがないように気を付けてしっかり流すようにします。

お風呂上がりのヘアケア

優しくタオルで拭いたあと、ある程度の水分は残して(ポタポタと水滴が落ちないくらい)洗い流さないトリートメントを根元から10cmはつけないで、中間から毛先にかけて、手ぐしを通しながらつけて下さい。

その後、ドライヤーの温風でしっかり乾かして、最後に冷風で根元から毛先にかけて風を当てると、キューティクルも閉じて潤う美髪になりますよ。

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美容院でトリートメントだけやってもらうことは可能?

結論からいうと、もちろん可能です。
ただし、一般的な美容院では、別途シャンプー代とブロー代がかかります。

例えばこのようなお客様もいらっしゃいます。

2ヶ月に1度髪を染めるため、ひと月目はカラーとトリートメントとカットをして、次の月にトリートメントとシャンプーとブローだけを施術する。

自分の髪質を美容師さんに相談した上で、どのように通うか決めると良いと思いますよ。


では、トリートメントだけの施術には、どんな意味があるのでしょう。

『サロンでトリートメントだけをして、すぐ手触りが悪くなったんだけど・・・これってあまり意味ないよね?』

なんてことを、美容院で働いてるとお客様から言われることがあります。

手触りが悪くなった=トリートメントがすぐ落ちた=意味がない

そう思ってしまうのは待った!
手触りが悪くなるのは、髪表面のコーティング部分が洗髪などで剥がれるため、ダメージがあるとキシキシしたりするからです。

美容院のトリートメントは髪に浸透し、定着する工程を施してますので、すぐにトリートメント(髪の栄養)が流れ落ちたりはしないので、安心して下さい。

といったことから、トリートメントだけの施術も意味はあるんです。

カットしかされない方も、日々紫外線、ドライヤーの熱、摩擦などのダメージは受けているので、定期的にトリートメントをすることで髪質は良くなります。

ただし、髪の状態が悪いと、髪表面のコーティングが剥がれ、中の栄養が抜けやすくなります。すぐに髪がキシキシしてしまう場合は、とくに毎日のホームケアが必要になるので気を付けてくださいね。

トリートメントの効果とは?

トリートメントは、日々のダメージや、カラー、パーマなどによって失われた、髪の内部に元々あるタンパク質や油分の代わりになるものを補い、元の髪の状態を維持できるようにするものです。

髪の毛や、お肌の状態で一番良い(健康なときの)状態は、弱酸性です。

髪の弱酸性の状態とは、キューティクルも閉じていて、中身の栄養が抜けにくい状態のことをいいます。しかし、美容院で使う薬剤のほとんどは、アルカリ剤(カラー剤やパーマ剤のほとんど)を使用します。

アルカリ性に傾くと、キューティクルが開いた状態で、中身(栄養)が抜けやすくなります。さらに、美容院のカラーやパーマをしたあとは、残留アルカリと言って、髪内部に薬剤が残った状態になります。

サロンでパーマやカラーをしたあと、家でシャンプーしてタオルで拭いたあとに、ツンと鼻につくニオイがするのは、薬剤が残留したものです。美容院でもちゃんと除去する工程はしていますが、完全には抜けきれないのです。

トリートメントにはこの残留アルカリを中和する役目もあるので、ダメージを防ぐ効果もあります。

さらに、美容院の施術でアルカリ性に傾いて不安定な状態の髪を弱酸性に戻す役目もあり、とくにカラーやパーマをされている方は施術後にトリートメントをするのか、しないのかで、今後の髪質の状態に影響を及ぼすくらい大切な施術になるのです。


まとめ

トリートメントは、美容師さんの中でも「必要ない」と言う方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。

例えば、お腹が減ったら何か食べるように、髪の内部の栄養も抜けていくので、トリートメント=栄養で補う行為が大切になります。

ダメージでポコポコ穴が空いて髪が空洞化してしまう前に、栄養で穴を埋めて、髪の表面を整えてツルツルにすることをオススメします。

定期的に通う美容院で施術前後にトリートメントをおこない、さらに自宅でも毎日ホームケアを欠かさないよう努力し、髪質を良い状態(弱酸性)に保てば完ぺきです。

日々のちょっとした努力が、これからの髪がどうあるかに繋がることを、ぜひ忘れないでくださいね。


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