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ドライマウスの症状と原因 自分でできる治療と自律神経との関係

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一般的には、高齢になると唾液の分泌量が少なくなり乾きやすいといわれますが、10~30代でも口の乾きを訴える人は少なくありません。なかでも、恒常的に口の乾きを感じるのがドライマウスです。

ドライマウス 症状 原因

なんだか口が渇くなぁと思っているなら、症状と原因をチェックし、簡単にできる自己治療方法で改善させることができますよ。

ドライマウスの症状と原因は?

口の中がネバネバする、ペットボトルの飲み物が手放せない、せんべいやラスクのような乾燥したものが食べにくい、口が乾いてしゃべりづらい、といったことはありませんか?

これらはドライマウスの人に、よくあることです。ひどい場合は舌がひび割れることも。

きちんと歯みがきをしているのに、しょっちゅう虫歯になる人や、口紅が歯につきやすい人もドライマウスの可能性が高いといえます。

唾液が十分に出ているか心配な人は自分で測ってみましょう。ちなみに正常な場合、唾液は1日に1.5ミリリットルも分泌されます。

ドライマウスを引き起こす原因には、糖尿病・がんの放射線治療、免疫の病気で目、鼻、のどなども乾くシェーグレン症候群など色々あります。日本では、薬の副作用によるドライマウスが多いのも特徴です。

鎮痛剤や抗ヒスタミン薬を頻繁に使っていたり、抗不安薬抗うつ薬を使っていると、唾液の分泌量の低下を引き起こします。

若い世代に多いのは、ストレスの慢性化や筋力の低下による乾きです。セルフケアで、改善を目指しましょう。

唾液は健康のバロメーター。3か月以上口の乾きが続くなら、心身に不調や病気があると考えられます。たかが乾きと侮ってはいけません。

ドライマウスの原因と自分でできる治療方法

唾液の分泌量を増やすことが、口の乾きの症状を軽減します。まず、よく噛んで食べるようにしましょう。一口で30回以上噛むのが目安です。

そのためには白米より玄米、軟らかいものより硬いせんべいなど、かみごたえのある食べ物を選ぶようにすれば、自然と噛む回数が増えます。朝食を抜かず、3食規則的にとることも大切です。

また、顔の体操もおすすめです。毎日実行すれば、唾液を出すポンプとなる筋肉が鍛えられます。筋肉を鍛えるグッズを使うのもいいでしょう。

他にも、洗口液や保湿ジェルなどを使うのも手です。その際はアルコールフリーのものを選びましょう。アルコールが入っていると痛みを感じるうえに、口の中の水分が奪われます。

唾液を出す顔の体操

しっかり目を開き、人指し指と中指でこめかみを軽く押さえます。下唇に力を入れないようにして「イー」というときの口の形を作り、口角を引き上げるように上の前歯を見せます。

ゆっくり「ウー」というときの口の形にし、「イー」「ウー」を1回ずつで4秒ほどかかる速さで、5~8回(20~30秒間)繰り返して1セットとし、1日に2セットを目安にします。

次に、力を入れすぎないように注意して「オー」というときの口の形を作り、実際に発音します。上唇や鼻の下に縦ジワができるようなら、力みすぎです。ちょっと力を抜きましょう。

最後に、ゆっくり「ウー」というときの口の形にし、歯を接触させずに口をすぼめます。軽くやるのが基本で、「オー」「ウー」を5~8回(20~30秒間)繰り返して1セットとし、これも1日2セットが目安です。


ドライマウスの原因と自律神経の関係

マッサージを受けていたらよだれを垂らして眠ってしまった、あるいは、緊張して口がカラカラになった、多くの人はそんな経験を持っているのではないでしょうか。

唾液の分泌は自律神経がコントロールしています。リラックスして副交感神経が優位なときは分泌が活発になり、緊張して交感神経が優位なときには分泌が抑制されます。

ストレスに最も敏感なのが唾液腺と言えます。特に若い世代では、ストレスで唾液が出にくくなるケースが多いようです。ストレスの多い現代人は、口が乾きやすいわけです。

顔の筋肉の低下も、唾液がでにくい原因の一つといえます。唾液は、安静時にも分泌されていますが、筋肉が働くことによって、さらに出てきます。

筋肉は、いわばポンプです。いくら唾液が作られても、ポンプが働かなければ十分には供給されません。

自律神経の働きを整えられるよう、ストレス対策を行ないましょう。その一環として運動は自律神経のバランスを整えてくれるのでおすすめです。なかでもウォーキングが手軽です。

たとえば、お風呂にゆっくり入るなど、自分に合うリラックス法を見つけましょう。

さらに、テアニンを含んだサプリメントは気持を楽にして、心身をリラックスさせる効果があります。ストレス過多だと感じているなら、ストレス解消のサプリメントを身近においておいても。

ビタミンB6を含んだサプリメントは、たんぱく質の代謝に関わり、皮膚の健康や神経機能を正常に保つ働きがあります。また、免疫機能を正常に保つためにも必要ですよ。

まとめ

加齢に伴い筋力は低下しますが、今の若い世代は、子供のころから軟らかいもの中心の食生活をしているために、筋肉の発達は不十分になっています。

そのため、唾液の分泌量が少ないというケースも多くなっているんです。さらに、女性の場合、ホルモンバランスの乱れも乾きの原因になります。

ドライマウスだけに注目するのではなく、ストレスのない生活を送るように工夫してみてください。

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