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口臭の原因になる食べ物 胃や唾液の影響は?

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虫歯が一切なく、健康状態が良好であれば、口臭のもとになりやすい食べ物にも負けないと言われていますが、それって今さら難しいことです。。。

口臭 原因 食べ物

口臭をまねく食べ物があるのかどうか、胃の病気との関係はどうなのか、さらに口臭と唾液がどう結びつくかについて正しい知識を持っておきたいものです。

口臭の原因になる食べ物とは?

乳製品、ニンニク、ネギ、発酵食品(みそ、納豆など)などは個人差はありますが、食べたあと約1時間くらいは口の中にニオイが残りやすく、会話などで口呼吸をしたとき、どうしても外に漏れ出てしまいます。

また、消化吸収されるとき、肺の酸素交換時に吐く息に含まれることもあります。お酒を飲んだときやにんにくを食べた時、翌日も息が臭いのはこのためです。

牛乳を飲んだり、におい軽減のタブレットを口にしたり、ガムをかんだり、いろいろ試している方も多いことでしょう。もちろん、そういったことは効果がありますが、どれもその場しのぎ的なものですね。

におうからイヤ、とニンニクやネギをパスする女性もいらっしゃいますが、自分の健康状態をベストにしておくことがいちばん効果的といえるのです。

ニンニクの入った料理を食べた後は、口のにおいがとても気になります。それは誰しも経験があると思いますが、そんな一時的なにおいとは別に、いつも口臭があるなら、二つの原因が考えられます。

ひとつは、病気によって口臭が生じる場合。歯周病や虫歯といった口の中の病気に加えて、胃の内容物やゲップが食道内に逆流しやすくなる「胃食道逆流症」も口臭を引き起こします。

もうひとつの原因は、舌の上に付着した白や黄色の苔状のもの、舌苔です。口臭の6割は舌苔から発生するといわれます。舌苔の正体は、新陳代謝ではがれた粘膜の細胞や細菌の死骸などの堆積物です。

これが細菌によって分解され、においの強いガス(揮発性硫黄化合物)になります。ガスの中でも、温泉卵のようなにおいの硫化水素は、舌苔量に比例して増えます。舌苔は柔らかい舌ブラシで清掃しましょう。

どちらにせよ、あまり神経質にならず、日々のケアにちょっとずつ気をつけながら防いでいきましょう。

口臭の原因に胃の病気は関係する?

一般的には「胃が悪いと口臭を発生させる」と言われています。

食道と胃の間には噴門部と呼ばれる部分があり、この部分は飲食物が通過するとき以外は、括約筋によって閉じられています。

そのため、胃の中の空気が出てくることはありませんが、いわゆる「ゲップ」は例外です。

したがって、胃が悪いからといって必ずしも口臭の原因になるとは限りませんし、こうしたことはほとんどないと思っておいてよいでしょう。


口臭の原因と唾液の関係

口臭予防には舌苔をためないことが大事。それには、唾液が十分に分泌され、口の中が湿っている必要があります。

唾液には口の中を洗い流す自浄作用や細菌の繁殖を抑える抗菌作用があり、舌苔や細菌を増やさないように働きます。

細菌の繁殖が抑えられれば、歯周病や虫歯の発生や悪化も抑えられるので、間接的に口臭を抑えることにもなります。

唾液が少なくて口が乾くと、一時的な口臭にもつながります。朝起きたとき、口の中がネバネバして、におっていると感じることはありませんか?

睡眠中は唾液の分泌量が激減するため、起床直後は1日のうちで一番口臭が強くなります。そして、朝食をとるとにおいは急に弱まります。

女性の場合は、月経周期も影響します。唾液や涙などの分泌には女性ホルモンが影響していて、女性ホルモンが減少すると、唾液の分泌量が減る人がいます。このため、女性ホルモンが減る月経期に口臭を感じるという人もいます。

一方、女性ホルモンの分泌量が増えると増殖する歯周病菌のせいで、排卵日前後、排卵日以降の高温期に口臭を感じる人もいるようです。

口臭は、唾液の分泌量に大きく影響されます。唾液の中に含まれるリゾチームと呼ばれる酵素には、雑菌を除去し、口臭を減らす効能があります。

また、唾液は虫歯や歯周病を予防するという点からも、口臭の抑制に大きく貢献します。効果的な口臭対策としては、口内の細菌を減らし、唾液の分泌量を増やすのがよいでしょう。

以下のチェックリストを試し、チェック項目が多い方は歯科医院で診察を受けることをお勧めします。

  1. 朝食を摂らないことが多い
  2. 食べる時にあまり噛まない
  3. 硬いものよりも軟らかいものの方が好き
  4. 寝る時に口を開けている
  5. あまり喋らない
  6. ストレスを感じることが多い
  7. 常用している薬がある
  8. 虫歯がある
  9. 歯周病である
  10. 便秘がちである
  11. 舌を磨いていない
  12. 医院でのクリーニング(PMTC)を受けていない

PMTCとは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、歯科専門のスタッフが専用の器具とペーストを使い、歯磨きでは落としきれない歯の表面の汚れ(ステイン)、歯垢(プラーク)やバイオフィルムを除去(クリーニング)する方法です。

まとめ

唾液の分泌量が減少すると、口内の細菌が増殖し、これが口臭の原因となります。マウスウォッシュなどを利用すると、これらの細菌を殺菌洗浄できるので、口臭予防になりますが、一時的なものであり、恒久対策とは言えません。

また、口臭自体は遺伝するようなものではありませんが、口臭が発生しやすい口の中の構造、たとえば歯並び(悪いと磨き残しや歯垢(プラーク)が付着しやすい)などは遺伝する可能性があります。

もっとも、自分では口臭があると思って歯科を訪れる人の約40%に、他人が感じるレベルの口臭がないというデータもあります。まずは、家族などに、口臭を感じるか聞いてみましょう。

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